既にご案内の通り、2021年度に実施される日商簿記3級検定試験の出題区分は、2020年度の出題区分と変更はありませんが、㈱カリアック発行の『日商簿記3級テキスト』に記載しております以下の項目につきましては、日本商工会議所より2021年度の出題範囲から外れることが発表されておりますので、ご承知置きください。
【第2編取引の記帳・第3章商品売買の記帳(テキスト59~60ページ)】
(1)商品売買における分記法による記帳
商品売買の記帳方法である分記法は、近年、ほとんど出題されておらず、また、出題区分表に複数の処理方法が含まれることによる3級受験者の負担を軽減するために、分記法による記帳は出題範囲となりません。
(2)商品販売時に売手が送料を支払った場合の取り扱い
買い手が負担する発送諸掛を、売り手が立替払いする場合の処理方法は出題範囲となりません。
日本商工会議所検定試験ホームページ
2021年度の簿記検定試験に適用する出題区分表、および「収益認識に関する会計基準」の本格適用を反映させた2022年度以降の出題区分表検討状況について